再び咀嚼できるようになるインプラント治療の重要性

はじめに

歯を失った場合、ブリッジ入れ歯インプラントなどで治療を行いますが、この中で咀嚼能力にもっとも優れているのはインプラントであることをご存知でしょうか?
また、そもそも咀嚼の重要性にはどういったものがあるのでしょう。
ここでは再び咀嚼できるようになるインプラント治療の重要性などについてお教えしますので、ぜひご参考になさってみてくださいね!

インプラント治療のメリットとは

・天然の歯と変わらない審美性

入れ歯だと会話をしている時にバネが見えるため審美性が低いですが、インプラントなら人工歯は天然の歯と変わらない色や質感が回復できるため審美性が高いです。

・高い咀嚼力が回復できる

インプラントと骨がしっかりと結合しているため、違和感なく咀嚼できるのがメリットです。
高い咀嚼力が回復できるため硬いものでもしっかりと噛めるようになるため、噛めないというストレスから解放されます。

・健康な歯に悪影響がない

入れ歯だと残された健康な歯にバネをかけるため、その歯に余計な負担がかかるためぐらついてしまい、最悪抜歯することもあります。
ですが、インプラントならしっかりと骨と固定するため残された健康な歯に負担がかからず、健康な歯を失うリスクが低いです。

・メンテナンスを行えば一生使える

インプラントは定期的なメンテナンスを行えば、一生使うことができると言われています。
インプラントにメンテナンスが必要な理由は骨としっかり馴染むよう表面がざらついているからで、プラークがそこに繁殖し細菌感染しやすいからです。
そういったトラブルを回避するため、メンテナンスをしっかりと行なっていれば、生涯使い続けられるのがインプラントです。

・会話しやすい

インプラントは会話しやすいというメリットがあります。
入れ歯だと合っていない場合、発音しづらいことがあったり、入れ歯自体が外れてしまったりしますが、インプラントは歯根部から再生するためそういった心配がありません。

咀嚼能力とは

咀嚼能力とは食べものが口に入って飲み込むまでの動作にかかわるものを言い
この能力が低下すればこれらの動作のどれかで支障が起き、うまく食べられないことにつながります。
しっかりと食事をするためにはこの咀嚼能力が高くなければいけない・・ということになりますね。

咀嚼の重要性

・消化を助ける

咀嚼の最大の働きは食べものを消化することで、人の胃は食べものを消化液で溶かせますが、食べ物を胃ですりつぶすことは不可能です。
ですので、あらかじめ消化しやすいようしっかりと歯で噛み砕く必要があり、そうすることで食べものが小さくなり十分に消化することができます。
また、咀嚼することで唾液の分泌も活発になると言われています。
人間は1日当たり1〜1、5リットルもの唾液を分泌していると言われており、しっかりと噛むことで唾液の分泌が盛んになると言われています。
咀嚼した時に分泌される唾液のことを刺激唾液と言い、この中には酵素やペルオキシダーゼと言われる発ガン性物質を抑える働きのある成分が含まれています。
さらに、咀嚼によって神経に刺激が加わると脳へ伝えられ胃液の分泌を促します。
このように、胃液の分泌を促し消化を促進する効果があります。

・虫歯予防

しっかりと噛んでいるだけでも歯が洗浄される効果があると言われています。
人間は咀嚼の際に歯の表面に自然に食べものが流れるようになっています。
咀嚼の際に分泌される唾液の中にはラクトフェリンやリゾチームといった成分が含まれており、これらの成分には虫歯の原因菌の活動を抑制する働きがあると言われています。

・顔やあごの成長

咀嚼という行為は顔の骨の成長や上下のあごの骨の成長に深く関わっています。
骨の成長には3つあり、骨の継ぎ目の部分で行われるもの軟骨が主役になるもの骨の表面で行われるもの・・があります。
咀嚼の際に使われる筋肉の力はかなり大きいため顔の成長に大きく関わっていると言ってもいいでしょう。
生まれたばかりの赤ちゃんには歯がありませんが、おっぱいを吸う際にほおや唇、あごなどといったところの筋肉を使っているそうです。
ですので、あごや顔全体の発達のためにも、おっぱいを吸わせることは大切なのです。

・脳の活性化

咀嚼という行為は脳を刺激して活性化する働きがあることも解明されています。
咀嚼したり、飲み込んだり・・という行為はあごを閉じる際に使われる筋肉や舌や唇、ほお、のど・・などといった筋肉が使われることで行われており、この行為は大脳皮質と言われるところにある細胞が深く関わっていると言われています。
つまり、咀嚼によって脳細胞の活性化が広く行われるため、老化防止や脳の発達を促進する効果があることがわかっています。
さらに、ものを噛む時に使われる筋肉は大変強い力がかかり、自分の体重と同じくらいの場合もあるそうです。
この力が頭蓋骨に伝達され、脳の血流が増えることがわかっており、咀嚼は脳の活性化のためにも大変重要なのです。

インプラントの咀嚼能力とは

では、インプラントの咀嚼能力とは一体どのくらいなのでしょうか?
咀嚼圧という言葉をご存知でしょうか?
これは噛む時にかかる力のことで、天然の歯の最大咀嚼圧は50〜90キログラムだと言われています。
ブリッジや入れ歯の場合、天然の歯より弱いとされており、ものを噛んだ時に同じような力を入れることは不可能だとされています。
いっぽうで、インプラントなら天然の歯と同様かそれ以上の咀嚼圧を発揮できるため、しっかりと食べものを噛んで食べることが可能です。

まとめ

再び咀嚼できるようになるインプラント治療の重要性について、咀嚼の重要性などをまとめてみました。
インプラントで治療すれば咀嚼能力がブリッジや入れ歯より素晴らしく、天然の歯変わらない力を発揮できることがお分かりいただけましたか?
これまで不可能だった症例であっても、歯科技術の向上によってインプラント知行が可能になったと言ってもいいでしょう。
ブリッジや入れ歯では満足できない、インプラント治療を選択肢の1つに入れたい・・と思われている方は一度クリニックで相談してみてはいかがでしょうか?