歯を抜いた後の注意点について

はじめに

歯医者さんで残念ながら抜歯する必要があると言われたら、だれでもびっくりしてしまいますよね?

 

歯を抜く必要がある場合とはどういった時で、抜歯後の注意点にはどういったものがあるのでしょうか。
ここでは歯を抜かなければならない理由や、抜歯後に注意するべきことなどをまとめてみました。
残念ながら歯を抜くことになった時のご参考になさってみて下さいね。

歯を抜かなければならない理由

虫歯が進んで根だけになった歯

虫歯が進行し根だけになって歯ぐきの中まで入ってしまうと、虫歯菌が歯槽骨まで達することで細菌感染します。
そうなると、歯ぐきが腫れ痛みが出て口臭が起きたりするようになり、抜歯する必要が出てきます。

重度の歯周病で歯がぐらついている

歯周病が重度になると歯を支えている歯槽骨が溶けてしまい、歯がぐらつきだします。
歯以外に周りの歯の骨も溶かし出すため、抜歯する必要が出てきます。
さらに、歯周病菌が血液によって脳や心臓に届いてしまい心筋梗塞や脳梗塞になってしまう・・とも言われています。

親知らずが斜めや横向きに生えている

親知らずはほとんどがまっすぐ生えていることなどありません。
斜めや横向きに生えていることが多いと言われています。
なので、その手前にある歯が歯周病や虫歯になることがあり、親知らず自体が腫れて口臭が起きたりするため抜歯する必要が出てくるのです。

歯の根っこに膿がたまっている

歯の神経が死んでしまっていたり、根っこの治療が適切でないと根の先に膿が溜まってきます。
これがだんだんと広がって周囲の骨を溶かし出すため、膿や痛みが収まらない場合にはあごの骨が細菌感染を起こしてしまい骨髄炎や蓄膿症になることがあるので抜歯する必要が出てきます。

過剰歯

あまり聞き慣れない言葉ですが、過剰歯とは本来あるべき本数より多い歯のことで特に上あごの前歯のことが多いです。
この過剰歯により前歯が出てこない、すきっ歯になる・・など悪い歯並びにあることもあります。
そうなると、抜歯する必要が出てきます。

抜歯後の注意点

  1. 当日は安静にする
    歯を抜くと血が出てその後かさぶたになっていきますが、それまでは出血しやすいため運動や長時間お風呂に入ったり、飲酒するのはやめておきましょう。
    血行がよくなり血が出やすくなるからですね。
  2. 薬はきちんと飲む
    感染を防止するためにも抗生物質を処方されることがあります。
    お口の中にはさまざまな細菌がおり、抜歯したところから細菌が侵入するとそれにより痛みが起こることもあります。
    ですので、処方されたお薬はきちんと服用するようにしましょう。
    もし、痛みがどうしても我慢できないなら痛み止めを飲みましょう。それでも痛みが収まらない場合はクリニックへ連絡するようにしましょう。
  3. 抜いたところを触らない
    食べものや舌、水などで歯のなくなったところを触るのは避けましょう。
    かさぶたがつい気になってしまうかもしれませんが、剥がれてしまうと細菌感染するかもしれません。
  4. 食事は反対側で行う
    抜歯した当日とその次の日くらいまでは抜歯した箇所に食べものが当たらないよう反対側で食べるようにしましょう。
    痛みがある時は食欲も落ちるでしょうが、体力が落ちると治癒が遅れます。
    柔らかいものでかまわないのでしっかりと食事を摂るようにしましょう。
  5. うがいはしない
    うがいを強くするとかさぶたができにくくなるなったり、かさぶたが取れたりすることもあります。
    なので、24時間以内はうがいをしないようにしましょう。歯磨きの際も歯磨き粉を使わないようにしましょう。
  6. 血が止まらない場合
    もし、抜歯後血が止まらない場合には丸めたティッシュやガーゼなどを噛んでおくと30分程度で血が止まることが多いです。
    出血の最大の原因が血が気になりうがいをした・・ということだそうです。
    傷口のかさぶたが取れてしまうと逆に出血が止まらなくなるため、うがいをするのは避け、血が長時間止まらない場合はクリニックを受診しましょう。
  7. たばこを吸わない
    たばこに含まれているニコチンなどは有害成分なので傷の治癒が遅くなったり、細菌感染の原因になったり、お口の中のかさぶたが取れたりします。たばこを吸わないで下さい
    ですので、たばこを吸う方は抜歯当日と次の日程度はたばこを吸わないようにしましょう。
  8. 痛みが収まらない場合
    抜歯した後の痛みは傷の程度によっても違いますが、通常ですと数日程度経てば少しずつましになってきます。
    ですが、数日経っても激しい腫れや痛みが続いたり、最初はそうでもなかった痛みがだんだんひどくなることもあります。
    そういった場合には急性歯槽骨炎になっていたり、細菌感染を起こしていることがありますので、早めにクリニックを受診しましょう。
  9. 抜歯当日の食事
    抜歯の際は局所麻酔を使っていますが、効果が続いている間はほおや舌を噛んでも気づかないことが多く、怪我をしてしまうことがあるのでその間は食事は避けておきましょう。
    通常、この局所麻酔は2~3時間程度続くと言われています。麻酔が切れたら食事をしてもかまいません。
    ただ、抜歯した当日は傷口がまだ新しくかさぶたも取れやすくなっているため柔らかく刺激の少ないものを食べましょう。
    たとえば、雑炊やおかゆ、ヨーグルトやプリンなどですね。刺激のあるものはよくないので避けるようにしましょう。
    抜歯した翌日からは当日ほど食事制限はなくなりますが、数日間は唾液に血が混じることがあり、食事の際の不快感や違和感がないようです。食べものの形や硬さ、味付けについては普通の食事に戻すのは避けましょう。
    柔らかいものから始めていただき、痛みや傷の具合に合わせて少しずつ通常の食事に戻していきましょう。

まとめ

歯は抜きやすいものもあれば抜きづらいものまでさまざまです。
一度で抜けないものもまれにあるようですね。
そういった場合にはある程度時間が経ってから再度抜歯した方が自然に抜きやすくなっていることもあります。
歯を抜いたら注意するべき点がたくさんあります。
ここでご紹介したことを理解していただき、抜歯後トラブルにならないよう注意してくださいね!

 

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