ホワイトニングでも白くできない歯とはどんな歯?

はじめに

歯を白くしようとホワイトニングをやってみたものの、費用の割に理想の白さにできなかった・・なんてことを耳にします。
ホワイトニングと一言で言ってもさまざまな種類があり、人間に施術するわけなのでお口の中もさまざまで効果も同じというわけではありません。
つまり、いくらホワイトニングしたところで白くできない歯というものがあります。
ここではそんなホワイトニングで白くならない歯について具体的にご紹介しましょう。

ホワイトニングとは

ホワイトニングとは遺伝や加齢などにより変色した歯を専用の薬剤を使い白くしていくもので、たばこのヤニや茶渋などの表面の汚れはクリーニングで落とすことができます。
ホワイトニングは白いシャツを漂白するもの、クリーニングは洗濯する・・とたとえればわかりやすいでしょうか?
なお、ホワイトニングにはさまざまなメリットがありますが、大きく分けて次のようなものが挙げられます。

・短時間で白くできる
・ダメージを与えずに明るくできる
・何度でも施術でき白さを調整できる
・費用が安く済む・・などですね。

ホワイトニングの種類

・オフィスホワイトニング

過酸化水素を含んだ薬剤を歯の表面に塗って歯についた着色汚れを分解します。
1回当たり1時間程度で施術でき、イベントごとなどが間近に迫っている方や時間のない方に最適なホワイトニング法です。

・ホームホワイトニング

いっぽうで、ホームホワイトニングとは患者さんの歯に合ったマウスピースをクリニックで作り、そこに過酸化尿素を含んだ薬剤を入れ歯に装着し白くしていきます。
自宅でご自分で行うホワイトニング法でオフィスホワイトニングと比べて濃度が低い薬剤を使うため、効果が出るまでにある程度の時間が必要です。
ただ、薬剤が歯の深くまで浸透するため効果が長持ちすると言われています。

ホワイトニングできない歯とは

・歯の表面にヒビがあったり、虫歯がある

ホワイトニングを行う歯にヒビがあったり、虫歯がある場合は薬剤が浸みる可能性があるため施術には適しません。
オフィスホワイトニングなら薬剤をそこだけ避け施術できたりしますが、ホームホワイトニングだとご自分で行うため難しいです。
虫歯やヒビがある場合は前もって伝えておくようにしましょう。

・知覚過敏

知覚過敏が重度の方は痛みが起きるだけでなく、神経に影響が及んでいる場合もあるためクリニックで前もって診断してもらうようにしましょう。
歯磨きを強くし過ぎることでの歯の根元がすり減りや歯ぎしりによる歯の先のすり減りがある場合、そこを保護し施術する必要があります。
なお、過酸化水素の濃度が高ければ高いほどしみるため、上のような症状がある方は低い濃度のものを使ったり、しみにくい薬剤を使うといいでしょう。

・光過敏症の方

光過敏症の方の方もホワイトニングに不向きだと言われています。
オフィスホワイトニングを行う場合、薬剤を活性化させるため特殊なライトを歯に当てるため、光過敏症の方は施術に向いていません。
こういった方向けに薬剤の濃度の高いホワイトニングもあるようですが、取り扱っているクリニックはまだ少ないので、ホームホワイトニングを選ぶ方が多いようですね。
いずれにせよ、光過敏症の方の方は前もってクリニックで相談しておくことをおススメします。

・妊娠中、授乳中の方

妊娠中、授乳中の方にホワイトニングの薬剤が有害だという報告はないものの、安全であるとも言いきれないためほとんどのクリニックでは施術を避けているようですね。

・テトラサイクリン系の影響で変色した歯

また、テトラサイクリン系の抗生物質を小さい頃飲んでいて変色してしまった歯はホワイトニングの効果が得づらいと言われています。
テトラサイクリンと聞いてもよくわからない方も多いでしょうが、以前子ども用の風邪薬に配合されていた成分のことです。
以前はよく使われていたようですが、歯が変色する原因というのが分かってからはほとんど使われていません。
どもの頃この薬を服用していた年代は今の30~40代の方だそうです
この年代に当てはまる方で歯が黄ばんでいる方はテトラサイクリン系のお薬が原因と考えてよさそうです。
ホワイトニングを受けたとしてもあまり効果が得られないと考えていいでしょう。
他にも、天然の歯でない差し歯や詰めもの、被せものなどもホワイトニングで白くすることは不可能です。

ホワイトニングで白くできない歯の対処法

・クリーニングを行ってから施術する

歯の表面に汚れがついていたり、着色していると薬剤を浸透させることが難しいため効果が得づらいです。
コーヒーやワイン、たばこのヤニなどの汚れが気になる場合は前もって歯のクリーニングを受けてから施術しましょう。

・デュアルホワイトニングを行う

ホワイトニングで白くなりづらい場合、基本的に継続してホワイトニングを行っていれば少しずつではあるものの効果が得られると言われています。
特に、白くなりづらい歯については時間をかけホワイトニング用の薬剤を浸透させると効果があるため、ホームホワイトニングを受ける方がほとんどです。
また、最大の効果を短時間で出すにはクリニックでオフィスホワイトニングを受けるのと並行して自宅でホームホワイトニングを行うデュアルホワイトニングを行うとさらに効果が得られるでしょう。

・セラミック治療を受ける

ホワイトニングで白くなりづらい場合で上のような方法でも白くならない場合にはセラミック治療を受けることをおススメします。
よくあるのはホワイトニングでもともとの歯が白くなり、銀歯や詰めものが逆に目立ってしまい白くしたい・・という場合です。
ホワイトニングにより理想の白さまでなれば、その白さに合わせて詰め直したり、被せ直したりすることが多いですが、一般的には保険が効かないため費用がかかると思っておきましょう。

まとめ

ホワイトニングによって白くできない歯とはどういったものなのか具体的にご紹介しました。
ホワイトニングは安全性が認められているものの、白くできない歯や不向きな方もいらっしゃいますので、それを理解した上でご自分に最適な方法を選ぶようにしましょう。