歯だけじゃない!歯肉を美しく保つための正しいブラッシング方法

はじめに

お口の中は歯がきれいで健康であるだけではなく、歯ぐきも健康でないと健康だとは言えません。

きれいに見える歯ぐきも実際には歯をなくしてしまうリスクが存在します。その代表的な疾患に歯周病があり、この歯周病は今や国民病とも言われるほどです。

そこでここでは歯だけでなく歯ぐきも美しく保つための正しいブラッシング法や生活習慣についてお教えします。

最近歯ぐきの色が変色してきたな・・と思われる方はぜひご参考になさってみてくださいね。

歯ぐきの健康に悪影響を与えるもの

喫煙

歯ぐきの中の血管はピンク色に透けて見えるのが健康な状態ですが、たばこを吸うと一酸化炭素により血行不良となるため流れる血液の量が減ってしまい、紫色に見えることがあります。

また、長年たばこを吸い続けていると、ニコチンやタールなどの有害物質が歯ぐきにしみこんでいき、紫色に変色します。

さらに恐ろしいのはたばこを吸うことで体内のビタミンCが消費されてしまい、色素沈着を抑える働きが弱まってしまうため歯ぐきの変色が起こりやすくなります。

つまり、肌が日焼けするのと同じメカニズムですね。

被せものや詰めもの

被せものや詰めものには金属が使われていることが多いです。

歯ぐきに接触している金属から金属イオンが溶け出し変色しますが、特に銀イオンによって変色しやすいです。

また、プラスチック製の被せものなどは白いので影響がないように思われますが、中には金属を一部使っているものもあるため注意が必要です。

歯周病

初期段階であれば歯ぐきが腫れている程度ですが、放っておくとどんどん進行してしまい紫色に変色したり黒ずんできてしまうことがあります。

歯周病になると歯ぐきの色が悪くなるほか、悪化してしまうと最悪歯をなくしてしまう場合もあります。

また、糖尿病などの生活習慣病によって歯周病になることもあったり、歯周病によって糖尿病や心臓病などになることもあると言われています。

つまり、歯ぐきの色が悪くなるとお口の中だけでなく全身になんらかのトラブルが起きている可能性もあると考えた方がいいでしょう。

歯ぐきを美しく保つ歯磨き法

最低でも1日に寝る前だけはしっかりとブラッシングを行って汚れをきれいにすることが大切です。

汚れたままで寝てしまいますと、睡眠中は唾液の分泌量が減ってしまうため細菌がどんどん増殖します。

日ごろのブラッシングで歯ぐきが腫れないよう注意するようにしましょう。

歯磨きが済んだらきれいに手を洗って歯ぐきのマッサージを行いましょう。マッサージする箇所は歯と歯ぐきの境い目当たりで、奥から手前に向かって数回人差し指の腹の部分でやさしくマッサージしましょう。

くるくると回しながら行うと効果的です。

この時、必ず指の腹で行うようにし、爪などが当たってしまうと歯ぐきに傷が付くため注意が必要です。

歯周病予防効果のある歯磨き粉を使用する

歯周病で歯ぐきが黒ずむのを防ぐためには歯周病菌を殺菌する効果がある歯磨き粉を使いましょう。

補助アイテムを使う

虫歯や歯周病によって歯ぐきの健康が侵されないようにするには歯ブラシだけでなく、補助アイテムを併用することが大切です。

歯ブラシだけでブラッシングしてもプラークの除去率は6割程度ですが、歯間ブラシを併用すれば8割以上にもなると言われています。

特に歯並びが悪い方は歯ブラシがすみずみまで届かないため汚れが溜まってしまうため、歯間ブラシなどの補助アイテムを併用することで虫歯や歯周病を防止できるでしょう。

若い方や歯ぐきが健康な状態の方は歯間ブラシが入らないことがあるため、そういった場合には無理に行う必要はないでしょう。

歯ブラシ選びも大切

歯ぐきを健康に保つには歯ブラシ選びも大切です。

歯ブラシを選ぶ時はかためのものではなく、やわらかめからふつうのものを選ぶといいでしょう。また、お口の奥の方まで届くよう小さいものがおすすめ。

さらに、歯ぐきが下がっている場合には歯ブラシだけでなく歯間ブラシを併用するとプラークを取り除ける量が増えますので、ぜひ使うようにしましょう。

歯ぐきを健康に保つための生活習慣

定期的なプロによるケア

日ごろからていねいに歯磨きしてセルフケアを行っていても、磨き残しがあったりブラッシング法を誤っていることもあるでしょう。

ですので、定期的にクリニックでプロによるブラッシング法を指導してもらいましょう。その時、プラークを取り除いてもらうなどプロによるケアを受けることで歯ぐきをきれいに保つことができるはずです。

また、クリニックで定期的にケアを受けていれば歯周病や虫歯を予防できるだけでなく、早期発見でき早期治療につながります。

そうすれば、治療期間も治療費も少なくて済みますね。

禁煙する

たばこはメラニン細胞を刺激し歯ぐきにメラニンが沈着してしまうのでなるべく禁煙しましょう。他にもたばこは歯ぐきを変色させるだけでなく、血行が悪くなるなど健康に悪影響しかありません。

もし、禁煙するのが無理であれば少しずつたばこの本数を減らしていくといいでしょう。

生活習慣を改善する

歯ぐきを美しく健康に保には血行を促進することが重要ですので、シャワーだけで済ませるのではなくゆっくりと湯船に浸かるようにしましょう。

その際に歯磨きしながら浸かるとより効果的ですし、歯ぐきのマッサージを行うのもおススメです。

たばこを吸う方はビタミンが歯かいされ歯ぐきの色が変色しやすいため、ビタミンCの多い食品を積極的に摂るようにしましょう。

疲れやストレスが溜まって体調が悪化したり、生活のリズムが崩れたりすると免疫力が落ちてしまい歯ぐきが腫れることがあるため、生活リズムを正しくし食生活を改善することも大切です。

まとめ

歯ぐきを美しく保つための正しいブラッシング法や生活習慣などについてまとめてみました。

歯ぐきが変色する原因はお口の中の状態や生活習慣と深く関わっています。

いくらクリニックでケアしたところで日ごろのセルフケアがいい加減だと、また歯ぐきが変色してしまうことになりかねません。

歯ぐきの色がピンク色から紫色や黒ずんできたら、全身になんらかのトラブルがあるととらえていただき、美しいピンク色になるようケアするよう心掛けましょう。

松島歯科にご相談下さい。