【審美】矯正の種類一覧  

 

欧米諸国など、海外の先進国では大人から子どもまで「当たり前の身だしなみ」として行われている歯の矯正治療ですが、現在の日本では矯正治療に対して「痛いんじゃないか」「費用が高いから」「目立つから」といった理由で治療を敬遠してしまう人が多いのが現状です。

 

しかし、実際のところは日本国内の歯科医院で行われている矯正治療は技術も進歩しており、痛みを感じたりする事も以前よりは減ってきているほか、目立たない矯正器具も開発され、費用についてもさまざまな幅がある矯正治療からご自分に合った治療方法を選ぶ事が可能となっています。

 

この為、矯正治療に対する抵抗感が昔と比べて少なくなり、歯科医院を訪れて矯正治療を受ける人も徐々に増えてきました。

 

今回は、治療を受ける人が増加して日本国内でも注目が高まりつつある歯の矯正治療の種類と、それぞれの治療ごとのメリット、デメリットについてご紹介します。

 

矯正治療は大きく分けて4つの種類に分類されます

 

日本国内の矯正治療を行っている歯科医院で受ける事が可能な矯正治療の種類は、大きく4つの種類、合計で6つの方式に分けられます。

 

①ワイヤーやブラケットを歯の表側に装着して行う「表側矯正」。

 

表側矯正ではそれぞれ、「金属ブラケット」、「審美ブラケット」、「セルフライゲーションブラケット」を使用する3つの方式があります。

 

②ワイヤーやブラケットを目立たぬよう歯の裏側に装着して行う「裏側矯正」。

 

③表側矯正と裏側矯正を同時に行う「ハーフリンガル矯正」。

 

④外から見えにくい透明なマウスピースを使用して矯正治療を行う「マウスピース矯正」。

 

実際の治療では上記4種類合計6方式の矯正治療のうち、自分自身に合っている方式を歯科医師と相談しながら選択し、矯正治療を開始する流れとなります。

 

矯正治療の治療内容や使われる器具、矯正治療のメリットやデメリットについて

金属ブラケットを使用して行う表側矯正(矯正治療のベーシック)

 

矯正治療の基本となるのが、「金属ブラケットを使用して行う表側矯正」です。

 

金属で出来たワイヤーと、ブラケットという歯に取り付ける為の金具を歯の表側に装着して矯正する表側矯正は、矯正治療におけるベーシックな治療方法です。

 

メリット

 

・丈夫な金属のブラケットとワイヤーを使用する事により、安定して強い力を歯にかける事が出来、さまざまな症状の歯並びに適応可能です。

 

・ほかの種類の矯正装置よりも治療費用が比較的安価な為、治療にかかる総額費用が安く済みます。

 

デメリット

 

・金属で出来た銀色のワイヤーとブラケットが歯の表面に来る為、口を開けた時にとても目立ってしまいます。

 

 

審美ブラケットを使用して行う表側矯正(目立ちにくい表側矯正)

 

歯の表面に目立ちにくい透明のワイヤーとブラケットを装着して行う矯正治療です。

金属製の銀色の矯正器具を使う通常の表側矯正よりも目立たないのが特徴です。

 

メリット

 

・矯正器具が透明の為、金属製のワイヤーとブラケットを使う通常の表側矯正よりも目立ちにくいです。

 

・通常の金属製ブラケットと同様にさまざまな症状に幅広く適応可能です。

 

・金属製ではない為、金属アレルギーの方でも治療を受ける事が出来ます。

 

デメリット

 

・通常の金属ブラケットを使って行う表側矯正と比べて治療費用が多少高くなります。

 

・金属製のブラケットと同レベルの強度ではない為、治療が適応出来ないケースもあります。

 

 

セルフライゲーションブラケットを使用して行う表側矯正(痛みが少ない矯正治療)

 

通常の表側矯正で使われる金属製ブラケットよりも歯にかかる摩擦を少なくした、「セルフライゲーションブラケット」と呼ばれる矯正器具を使って行う表側矯正です。

 

メリット

 

・ワイヤーとブラケットがこすれて起きる摩擦が少なく、矯正中に感じる痛みが減ります。

 

・通常の表側矯正よりも効率的に力をかけて歯を動かす事が可能な為、トータルでの通院回数が少なくて済みます。

 

デメリット

 

・通常の表側矯正よりも治療費用が少し高くなります。

 

・矯正で使われる装置が通常の表側矯正で使用する装置よりも大きい為、目立ちやすいです。

 

 

金属製のブラケットを使用して行う裏側矯正(裏側矯正)

 

金属製のブラケットを使用して、歯の裏側に矯正器具を取り付けて矯正治療を行います。

 

メリット

 

・歯の裏側に金属製のブラケットとワイヤーを装着する事により、通常の表側矯正よりも目立ちにくくなります。

 

・表側矯正で多い「矯正治療中についつい舌で歯の裏側を押してしまう」というクセを改善出来るようになります。

 

デメリット

 

・通常の表側矯正よりも治療費用は高くなります。

 

・歯の裏側に矯正器具を取り付けていく事で歯磨きがしづらくなり、治療期間中の虫歯の発生リスクが上がってしまいます。

 

・歯の裏側にあたる舌側に矯正器具を取り付ける為、通常の表側矯正より矯正中の違和感が大きいです。

 

 

表側矯正と裏側矯正をミックスしたハーフリンガル矯正

 

ハーフリンガル矯正では、外から目につきやすい上あご部分の歯には裏側矯正を行い、下唇で隠れる為見えにくい下あごの歯には表側矯正を行う「表側と裏側をミックスした」方式の矯正治療です。

 

メリット

 

・外側から目につきやすい上あご部分の歯は裏側に装置をつける裏側矯正なので目立たず、下あごの歯についても普段は下唇で隠れますので、矯正装置が比較的に目立たなくなります。

 

・下あごの歯には表側矯正を行うので舌が矯正器具に触れず、違和感も少ないので言葉を話す時の発音も容易になります。

 

・通常の裏側矯正よりも治療にかかる費用は安くなります。

 

デメリット

 

・通常の表側矯正と比べると治療にかかる費用は高くなります。

 

・治療に技術が必要となる為、日本国内の歯科医院ではハーフリンガル方式の矯正治療に対応可能な歯科医院の数は少ないのが現状です。

 

 

透明なマウスピースを使って行う「マウスピース矯正」

 

通常の矯正治療で使われるブラケットやワイヤーを使わず、透明で目立ちにくい薄型のマウスピースを使用して行う矯正治療です。

 

メリット

 

・透明で薄型のマウスピースを使用する為、金属製のブラケットやワイヤーを使用する矯正治療と比べた場合、ほとんど目立ちません。

 

・食事や歯磨きをする時には自分でマウスピースを取り外す事が可能です。

 

・ブラケットやワイヤーを矯正治療中に装着しない為、矯正中の違和感が少なく言葉を話す時の発声障害も起きにくくなります。

 

デメリット

 

・金属製のブラケットとワイヤーを使う通常の矯正治療よりも歯を動かす力が弱い為、適応出来る症例が限られてしまいます。

 

・睡眠中にマウスピースを外してしまうなど、決められた装着時間を守らないケースでは矯正の効果が弱くなってしまうおそれがあります。

 

ご自分に合った矯正治療を選ぶ事で効率的に歯並びを改善出来ます

 

「歯科医院で行う矯正治療の種類」についてご紹介しました。

 

現在、日本国内の歯科医院で行われている矯正治療は、それぞれの治療方法ごとにメリットとデメリットが存在しています。

 

そして、実際に矯正治療を受ける際には費用や装着感といった違いを見極め、「どのような矯正方法が自分自身に合っているのか」をチェックしておく事で矯正治療の効果もより高くなります。

 

これから矯正治療を受ける事を検討されている方は、ぜひ、今回ご紹介した各種の治療法の中からご自分に合った治療方式を選び、歯科医院を受診する際のご参考にしてみてくださいね。

 

 

松島歯科では矯正も行っています

いかがでしたでしょうか?

 

『日本の歯科100選』にも掲載されている松島歯科では、矯正治療も行っています。

 

治療例も載っているので、気になる方はぜひ松島歯科のホームページをチェックしてみてください。